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石垣島と戦争マラリアの歴史

◆戦争マラリアとは・・・

石垣島のある、沖縄県の八重山諸島では、昔から、マラリアが発生する地が幾つかありました。

戦争マラリアというのは、第二次世界大戦時に沖縄に強制疎開させられた、一般住民がマラリアにかかったことを言います。

この為に多数の人が死亡したのです。石垣島同様、八重山諸島にある、波照間(はてるま)島では集団感染が発生したことが知られています。

波照間島は、沖縄県の八重山諸島にあり、日本最南端の有人島です。位置は、北緯24度2分25秒、東経123度47分16秒です。面積は12.7平方km、標高は59.5mで、人口は600人弱という本当に小さな島です。

◆マラリアの歴史

沖縄の八重山諸島では、古くからマラリアの発生する地域がいくつか知られていました。歴史をみても琉球王国時代から、これらの地域に強制移住が行われるたびに全員が亡くなってしまう、ということが繰り返されてきました。

特に有名だったのが、石垣島の北側、裏石垣と西表島です。ただし、現在ではマラリアは一掃されています。それでも第二次世界大戦時には、まだまだ発生する地域が多くあり、被害も防げなかったのでしょう。

第二次世界大戦時には、沖縄本島周辺で激しい戦闘が行われました。
八重山諸島では上陸作戦は行われませんでしたが、空襲や艦砲射撃による攻撃は避けられませんでした。

そのため、一部の地域で住民の疎開が行われました。そのとき疎開が行われたのが、マラリアの発生する地域だったのです。そのため、多くの人がマラリアに罹(かか)りました。また多くの死者を出すことになってしまったのです。

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