◆吃音・どもりの特徴
コミュニケーション障害の一種に「吃音(きつおん)」があります。
吃音とは、一般的に「どもり」と言われている障害です。
言葉がスムーズに出ず、話しにくいというのが特徴です。
本人の頭の中では言いたい言葉が分かっているのに、なかなか出てこないのです。
「・・・こんにちは」のようになかなか始めの音がでない難発性、
「こ、こ、こ、こんにちは」のように音を繰り返す連発性、
「スーこんにちは」のように音を伸ばして話す伸発性といった発声をします。
また、なんとかことばを出そうと、顔をしかめたり、足踏みをして声を出すなど、瞬間的に動作をしてしまう随伴症状を伴うこともあります。
◆吃音・どもりには優しく接すること
吃音が起こる年齢は2~4歳が多く、男性の方が多く発症するようです。
幼児期に吃音の症状が出た場合、親は叱ったり、せかして話をさせるということはしないでください。
子供の話をゆっくり聞いてあげる優しい態度が必要なのです。
また、ことばを話すことがつらそうな人に出会ったら、その人の話そうとすることによく耳を傾けて下さい。
そして、吃音で悩んでいる人が、あなたの身の回りにも多くいるという事実を、知っていてほしいと思います。
◆吃音・どもりを専門とした言語聴覚士を養成することが課題
また、子供の吃音に気づいて困っているようなら、「ことばの教室」などに問い合わせてみてください。
「ことばの教室」では、言語聴覚士などの専門家が相談にのってくれます。
しかし、吃音を専門的に扱っている言語聴覚士はあまり多くはないようです。
ですから、今後の課題として、吃音を専門とした言語聴覚士を養成していくことが重要です。



