◆◆言語聴覚士が担当する聴力検査のいろいろ
言語聴覚士が担当する聴力検査にはさまざまな種類があります。
◆BOA(聴性行動反応聴力検査)
その中で、BOA(聴性行動反応聴力検査)は、新生児期から乳幼児期までを対象としています。
BOAとは、乳児の聞こえてくる音に驚く、目を閉じる、どこから音がするのか探す、などの聴性行動反応を評価し示すことで、難聴かどうか、またその程度を調べる検査です。
検査に使われる音源は、鈴や紙をもむ音を使います。
◆COR(条件詮索反応聴力検査)
COR(条件詮索反応聴力検査)は5、6ヵ月の乳幼児から1~2歳代の幼児を対象とする聴力検査です。
音が聞こえてくる方向に玩具などを置き、音がすると同時にその玩具が光に照らされるようにします。
そして、子供にこれを何度も試すことで、音のする方向に楽しいものが何か出てくる、ということを期待させ、視覚刺激として条件づけします。
このように、音だけで音源の方向を見るかどうかを判断し、子供の聴力の程度を調べるのです。知的発達面に遅れがある幼児にも、この検査を行ないます。
◆ピープショウテスト
ピープショウテストは、1歳代後半~2歳代頃になると適応できる聴力検査です。これは、遊戯(ゆうぎ)聴力検査の一種です。
スピーカから音が聞こえてくると、ボタンをすぐに押すことで、おもちゃの家の室内が、明るくなるように仕掛けをします。
幼児が楽しんで検査を受けられるように工夫された装置なのです。
子供にレシーバを装着することができれば、大人と同じように左右別々に聴力検査をすることができます。
その他にも、言語聴覚士が担当する聴力検査には、聴覚障害者で補聴器を装着している方を対象としたものや、人工内耳を装用している方を対象としているものなど、さまざまな検査があります。



