◆琴の浦リハビリテーションセンター
和歌山県の琴の浦リハビリテーションセンターでは、脳卒中などによる後遺症で、ことばや食べることに障害をもつ方に対する訓練を行なっています。
ここでの訓練は、集中的な訓練プログラムをもとに、ことばや食べるための機能を向上させ、社会に適応できるような能力を獲得できることを目標にしています。
訓練の対象としている障害は、
・言語中枢の損傷により話すことができなくなるなどの、失語症
・脳卒中などによりうまく話すことができなくなる、運動障害性構音障害
・口腔器官に障害が起こりうまく食べられなくなる、嚥下障害
・どもりなどの、吃音
です。
嚥下障害についてリハビリテーションの対象になるのは、主に神経筋疾患や脳卒中によるものです。
◆個人訓練とグループ訓練
個人訓練は、担当の言語聴覚士と一対一で行われます。時間は1回の訓練で約40分です。
失語症の患者さんの場合は、それぞれの症状に合わせた言語訓練を実施しています。
また、発話の訓練では絵カードを使うこともあります。
運動障害性構音障害の患者さんの場合には、発音の仕方と話し方の訓練が主な内容になります。
嚥下障害の患者さんの場合は、嚥下反射や口腔機能を改善させることにり、安全に食べられるような訓練を行っていきます。
グループ訓練では、主に心理的、社会的な面から行われます。
この訓練によって、患者さんが人前で話す機会をつくります。
そして、話すことに対して自信をもってもらい、孤独感から開放させることを目的にしています。



